2016年08月05日

武器について(スナイパー ボルトアクション編)

みなさんこんにちは。

今回はボルトアクションのスナイパーライフルについて書いていきたいと思います。

海兵隊のボルトアクションライフルは最初期の物を除けば、今も昔もM40です。
元々はレミントンM700をブルバレルにした軍用モデルと言った位置づけで、大きな外見上の変更も有りませんでしたが、現代では結構アップデートがこまめに行われる様になりました。

ずらりと並べるとこんな感じです。
武器について(スナイパー ボルトアクション編)


出所はわかりませんが、非常に資料的価値のある一枚ですね。


今回のハートロックに合わせるならば、2010年以降の設定なのでM40A3以降が適当ではないでしょうか。


・M40A3
武器について(スナイパー ボルトアクション編)


従来のM40にマクミラン製のストックを装備し、プローン射撃しやすいながらも銃を引き付けやすいストック形状、チークパッドやストックエンドが調整の効くものになっており、射手の体格や射撃姿勢に応じたセットアップが可能になったモデルです。

初期のモデルであれば、ボックスマガジンが存在せず、従来どおりエジェクションポートから弾を直入れするタイプでしたが、ボックスマガジンに変更されているモデルも存在するようです。
ストック前方にある20mmレールも後期モデルでは装着されている物もあり、割とA5と見分けのつかない物もあります。
武器について(スナイパー ボルトアクション編)



トイガンではARES製やVFC製がファクトリーメイドとして存在し、そこそこ値は張りますが比較的入手は容易なモデルと思われます。
一時期、エアガンショップのフォートレスがVSR-10用のコンバージョンとしてストックを発売していた時期もあり、それを使って再現することも可能と思われます。

サプレッサーの有り無しについては、作戦内容によってまちまちの様子です。
塗装も含め、お好みで再現してみてはいかがでしょうか。


・M40A5
武器について(スナイパー ボルトアクション編)


M40A3の改良モデルで、現状ではこれが一番マストアイテムなのではないでしょうか。
どこがどう改良されているのかは正直良く解りませんが、外観上の特徴としてはバレル先端にマズルブレーキが付いている事でしょうか。
こちらは最初からボックスマガジンが使われている様です。

トイガンとしては近日中に東京マルイより発売されることが決まっており、今回のハートロックに間に合うのであればこれを使いたいと思っている人も居るのではないでしょうか。


・M40A6
武器について(スナイパー ボルトアクション編)


本当に話題としてはここ最近となって判明した、海兵隊の新型ボルトアクション。
情報はあまりに少ないので詳細は不明ですが、陸軍のM24の後継として採用されているM2010ESRと同じモデルと思われます。
レミントンM700ベースとして分かれたM40とM24の系譜が、また同じ物に統合されたというのは興味深いお話ですね。

海外メーカーのARESが、陸軍M2010の試用モデルであるXM2010は既に発売されているので、それをベースに再現するのもアリだと思います。
ただ、今のところ海兵隊での実戦使用例の画像や資料が乏しいので、どう再現するかはチャレンジ所だと思います。



・スコープ

セミオートのスナイパーライフルもそうですが、最近の海兵隊のスナイパー用スコープはほぼこれになります。
武器について(スナイパー ボルトアクション編)


シュミット&ベンダー製 PMⅡというモデルだそうです。

上記までの記事全てに冷や水をぶっかける様で心苦しいのですが・・・
このスコープ自体、レプリカも含めてほとんど流通がありません。
なので海兵隊のスナイパー自体、現用装備の完全再現はかなりハードルの高いものとなっております。

M40A3の初期モデルであればリューポルドM3のレプリカでも良さそうですが、それ以降については中々敷居の高い所でもあります。
やはりこれも一部技術力が有り再現に成功している猛者もちらほらとは聞きますが・・・


とはいえ、手に入らないものは仕方ありません。
多少ズレてても似たようなモデルで代用するとか、付いていないツマミをペットボトルのキャップを接着した上で塗装するとか、バーラップロールをグルグル巻きにしてカバーするとか方法はいくらでもあります!

ワンショットワンキルのスナイパーが、そこで可能性を閉じてはいけないのです!!

・・・すいません。アツくなりました。
夏のせいでしょうか。


それではまた。
今回はこの辺で・・・



Posted by KAK at 17:34│Comments(0)
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