2016年09月06日

ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)

みなさんこんにちは。


前回の記事に続き、今回については作戦行動を含む全般的な事のお知らせと注意点等を書いて行きたいと思います。
そもそも、

「ハートロックとはどんなイベントなの?」
「サバイバルゲームと違うの?」

など、初参加の方には何やら解らないことも多いと思います。
土曜日のブリーフィングや、当日の朝などでは説明が間に合わない事も有ると思いますので、思いつく限りここで色々と説明をして行きます。





・「ハートロック」について
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


今イベント「ハートロック」は、現用装備マニア同士が各ユニットに分かれ、架空の国と架空の戦闘ストーリーに基づき、それぞれの参加者がそれぞれの「役者」として演じることにより、リアルな兵士の疑似体験を皆で作り上げそれを楽しむという事が趣旨です。
いわゆる「ロールプレイング」と呼べるものですね。

各参加者はある程度決められた命令や、戦闘イベントの中で想像を膨らませつつ、目の前の状況をアドリブを含めた行動を自ら選択していくことにより、楽しむことが出来ます。
全ての参加者が主人公であり、全ての参加者が他の参加者にとってのエキストラや登場人物となって行くわけです。
サバイバルゲームと違い、個々の戦闘に勝つことのみが目的では無いので、そこは間違えないようにしてください。

有名なFPSゲームである、コールオブデューティーの様に主人公である自分が傷つき、倒れることもシナリオによってはありますが、あくまでそのシチュエーションを受け入れ、全体のストーリーを追っていくものなのです。
※実際に全滅判定を受けたとしても、そこでイベント終了という訳でも無いので安心してください。

制限のある、限定された自由の中で自分の置かれた役割は何かを探しつつ、想像力を持って楽しんでみてください。






・部隊について
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


ハートロック海兵隊一般部隊については、
現地に派遣されている海兵隊のとある中隊として設定を致します。
装備系サバイバルゲームチームに所属している人も、そうでない人についても同じ部隊の隊員として編制に入り行動して貰うことになります。
編成については、海兵隊中隊長が現地の参加者を当日(土曜日)に振り分ける形を取らせてもらいます。
が、「友人同士同じ分隊に入りたい」等の希望があれば、極力尊重して行きたいのでエントリー後に海兵隊中隊本部にて申告して貰えると助かります。


普通のサバイバルゲームと違い数十人単位で作戦行動を行う事になるので、所属した小隊、分隊、班の長に指示を受け行動して頂きます。
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


ハートロック本部より受けた命令を基に海兵隊ユニットも行動および作戦を決定するので、
「このルートを辿った方が敵を倒せるのに…」とか、
「この隊長の指揮は間違っている!」とか感じる方も居るかもしれません。

ですが、本物の海兵隊と同様、上官の命令は絶対として行動して頂く様にお願いします。
「何だ、海兵隊は参加者に優しいとかツイッターで散々言ってたじゃないか!」
なんて声が聞こえてきそうです。当然です。。。

が、裏っ側のお話をさせていただくと、上記のように「ストーリー」が存在するので、
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


いわゆる「死にイベント」の為にそうなっている場合もあるのです。
ロールプレイングゲームとかでも良くあるアレですね。
悔しくて死ぬほどレベル上げてきてもどうしても「ストーリー上の演出」ってヤツで勝てない中ボスみたいな・・・

そういう場合は仕方ないので、上官の聞こえない所で悪態を垂れつつ、死力を尽くす鬼神の様な兵士を演じていただければと思います。
察したDOC(海軍衛生兵)がザオリクを唱えてくれるかもしれませんよ。

所属する小隊や分隊が担当する作戦区域や方針を逸脱する訳でない範囲であれば、分隊長等に許可を貰った上での行動はアリです。
創意工夫した戦闘を試してください。


でも、ここは強調しておきます。
上官の命令でもリアルに身の危険を感じるものであれば、回避してください。
例えば・・・

①示された進行ルートに行動不可能な地形がある
 (崖、土砂崩れ、渡ると危険な地形など・・・)

②進行した先に危険な生物が存在している
 (クマ、スズメバチ、毒ヘビなどの存在が見られた←過去本当にあった事もあります)

③急激な体調不良、不慮のケガに見舞われるなど
 (あくまで趣味のイベントです。命はかけないでください)

こんな所でしょうか。
とにかく、安全だけは気をつけて役になりきれる様に努めてください。






・職種について
今のところ予定しているのは、
①ライフル小隊(主力)
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)



②スカウト・スナイパーチーム(少数募集)
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


③リーコン(少数募集)
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


といった所を想定しております。

極力、参加者の保有している装備や火器を考慮に入れた上で編成をするつもりではあります。
が、全参加者の装備を事前に海兵中隊本部で把握出来る訳では無いので、全てを希望通りに出来ない件についてはご理解をお願いします。

特に、
「M40A5を持っているから、小隊や分隊に所属せず、一人で狙撃ポイントに行って来るぜー」
とか、
「リーコンだから、先行偵察を単独でやらせてもらうぜー」
的な意見は編成上限人数の関係や安全管理上、全ての希望を聞けない可能性があります。

単純にハートロックの中でも比較的大所帯の海兵隊は、迷子者が出ると捜索に時間がかかる事が想像つきます。
(一人二人居なくても気付かない事が有ると思います)

所属小隊、所属分隊の長に運用を預ける形でその中の範囲で行動してもらう事となる場合が有るので予めご了承ください。





・階級について
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


上記の部隊編成に関わる所でもありますが、基本的にはどの階級を名乗ろうが自由です。
参加者の皆さんそれぞれが再現したい職掌・職位もあると思うので、そこを追っかける事は大切です。

ただし、お願いがあります。
「士官階級なので、中隊の指揮を取らせて欲しい」といきなり来たり、
「自分の設定している階級より低階級の人間が分隊長をやっているのを変えて欲しい」とか、
「他部隊だけど、俺より階級が低いからちょっとこの射撃支援を頼んでしまえ」
・・・というのはご遠慮ください。

細かく書くと色々理由はありますが簡単に書きますと、
編成上指揮を取っている役割の人員は、本部の「ストーリー」をなぞる役割も持っていますので、事前の打ち合わせが無い限りは役割上厳しい部分が有る事をご理解頂けると助かります。

言ってしまえばディズニーランドのアトラクションスタッフみたいなモノなので、そこを崩してしまうとイベントそのものが円滑に進まなくなってしまう場合があるのです。

再現している階級に見合った設定は極力、中隊本部でも用意出来る様に努力はさせて頂きますが、完全に意に沿う形に出来ない可能性が有ることはご理解願います。
ほか、編成上各級の隊長が自分より低階級の場合も有りますが、
編成上の指揮系統が、実階級より優先されるという原則は予めご了承ください。

なおかつ、低階級設定で参加されている方をムダに苦しめたり、酷使したりする様なイベントにするつもりは毛頭無いので、安心してください。
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)



あくまで「趣味のイベントなのです。
お互いに敬意を持って、楽しい「ゴッコ遊び」をクリエイトして行きましょう。





・無線通信について
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


ハートロックにおける部隊行動は普段のサバイバルゲームフィールドに比べ、敷地も人数もケタ違いです。
その中で「部隊」らしく行動するためには、無線の存在が必要不可欠です。
これについてもいくつかお願いがあるので書いていきます。
ハートロックの過ごし方(作戦行動・注意事項)


使用するのはハートロック本部以外では上記画像にある特定省電力無線機、いわゆる免許不要の「トランシーバー」を使います。
使用チャンネルはイベント当日に本部より海兵隊中隊として割り当てを受領してくるので、確認が取れるまでに仲間内で勝手な周波数設定はしない様にお願いします。
このチャンネル割り当てはイベント終了まで原則変わらないものとご理解ください。

作戦行動中もいくつか制限を設けさせてもらいます。

①無線機の使用者は各小隊長、分隊長、班長もしくはその長が指定する無線手のみです。
 (使用できるチャンネルに限りがあるので、全ての人が発信してしまうと、必要な人が発信出来なくなり行動の障害となります)

②他部隊および、敵勢力の周波数に合わせ、盗聴する行為も禁止します。
 (これをやってしまうと、イベントがつまらなくなる可能性があります)

※9月8日加筆
③日本の特定省電力の規格に合わない無線の使用の禁止
 (日本の規格外の海外製トランシーバーの使用は電波法違反になる可能性があります)


この3点は守っていただくようお願いします。

ただし、海兵隊一般部隊内の小隊無線については、発信は出来なくても聞くだけの「傍受」は自由と致します。
情報収集の側面もありますが小隊や分隊が何を目的に動いているのか、単純に映画のワンシーンみたいでラジオの様に流しているだけで気分が上がる等の効果があるので、そこは自由にやってもらって構いません。

が、PTT(発信ボタン)の押しっ放しには厳に注意願います。
特に色々な装備を身につけているとPTTを知らずに装備品で押しっ放しになることはままあります。
これをされてしまうとイベントの円滑な運営にも影響してきますので、必ず注意していただくようにお願いします。



今回についてはこの辺でしょうか。
他にもまだあるのですが、それは次回という事で・・・

それでは、また。



Posted by KAK at 01:04│Comments(0)
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