2017年03月12日
【2.0】服装について
皆さんこんにちは。
次回のHR2.0における海兵隊一般部隊の統制事項として、これから色々ここで書き記していきますが、年代設定が2003年~2004年という事なので、少し幅を持たせて決めて行きます。
この記事の後に続く装備もそうなのですが、この2年間は海兵隊にとっても非常に変化の大きい年ですので、決定版と呼べる格好が無いのです・・・
ある意味、現用海兵隊装備コレクターとしても、情報収集が一番難しい時期ではないでしょうか。
まずは、服装から。
こちらはご存知、3カラーデザート迷彩戦闘服ですね。
通称「コーヒーステイン」等とも呼ばれています。
1991年にアメリカがクゥエートで戦った時に使用された6カラーデザート迷彩戦闘服、通称「チョコチップ」とは違う物です。
元々アメリカの砂漠迷彩は、アリゾナ州などの岩石砂漠などから割り出したパターンを採用していた様子ですが、湾岸戦争時に中東の砂漠には色合いが合わない事が指摘され、その後開発・採用されたパターンです。
陸軍の使用している物と同じものなので、差別化を図る為でしょうか、胸にアイロンプリントのグローバルアンカーがプリントされています。
アイロンプリント用の用紙は、ヤフオク等でも手に入りますので、これを再現する方は探してみてはいかがでしょうか。
ギャリソンカバー(八角帽)も、グローバルアンカーのプリントされている物が使用されています。
しかしながら、現状これは入手しづらいアイテムの一つとなっており、レプリカ品を購入したとしても、このグローバルアンカーがプリントされていなかったりします。
胸にプリントするアイロンプリントを帽子にかけて、せめてもの再現をする位しか出来無そうですが、大きさと形が同じだか正直私にも解りません・・・
この辺は再現できなくても仕方ないかもしれませんね。
ブーニーハットについても同様です。
どの道、帽子については原則作戦外(基地内)のみの着用等になるので、あまり無理しなくてもいいかもしれません。
ただし、ヘルメットカバーと戦闘服の柄が違う事はこの時期よく見られましたが、戦闘服と帽子があべこべになっている事は見られなかったと思います。
着用の際は、揃えて着用した方がカッコ良いと思います。
が、何か新資料等が有れば教えていただけると嬉しいです(帽子・服アベコベの画像など)
そしてもう一つがご存知、
MCCUU。ピクセルパターン迷彩の戦闘服です。
こちらの迷彩服は2002年から海兵隊は採用しておりましたが、派兵が決まった2003年にはまだ更新していない部隊も多かった様子です。
2004年に入る前後辺りから徐々にこちらのパターンが普及して来たと思われます。
こちらは陸軍は採用しておらず、海兵隊独自のパターンとなっています。
胸にも最初から刺繍でグローバルアンカーが描かれており、アイロンプリントで加工する必要が無いのが嬉しいですね。
ギャリソンカバー(八角帽)も額にグローバルアンカーが刺繍されており、特に加工は要らないですね。
ブーニーハットも同じです。
ですが、海兵隊に随行する衛生兵は海軍所属なので、この帽子についてはグローバルアンカーを省略した帽子を被っていたりします。
中々奥が深いですね。
次回のハートロック2.0については上記戦闘服は、
・3Cデザート
・ピクセル(デザートのみ)
この2パターンに決定させてもらいます。
そして、装備更新の過渡期感を表現するためどちらのパターンの迷彩服を着用するかは、参加される皆さん個人毎にお任せいたします。
ただし、分隊を編成する際に極力同じ柄の迷彩服を着た同士で固まってもらう予定なので
「親しい仲間同士同じ分隊に入りたい!」
という希望があれば、極力申し合わせて着てくれるとこちらとしてもやりやすいです。
荷物に余裕が有る方ならば両方携行していただいた方が、色々捗るかもしれませんね。
イラク戦争初期の、どの段階の再現をするか良く想像して、服は選んでもらえるといいと思います。
どちらのパターンの迷彩を着たとしても一点だけ推奨したい件としましては、戦闘服の下に着るTシャツは、
OD色無地のシャツがオススメです。
官給品ならなお良しですが、別にユニクロやしまむら等に売っている物でも十分です。
他、ピクセル迷彩を選んだ方にお願いなのですが、
コンバットシャツはこの時代にまだ存在していないので、間違って着てこないようにご注意ください。
どうしても年代縛りがあると、オーパーツ的な罠が有りますからね・・・
服装について、もう一つ大切なのがこちら。
ケミカルジャケットとパンツですね。
これはそもそもイラク戦争の理由が「大量破壊兵器(毒ガス兵器含む)の捜索・破壊」が主目的の一つだったので、着用する例は多く見られました。
これも出撃時に戦闘服の上から着用することも、個人の自由とします。
変な話、これを着用すると下の戦闘服は見えなくなるので、最初から戦闘服を着ずにこれだけ着て戦うのも大いにアリだと思います(笑)
ただし、開会式等には戦闘服で集合していただく予定なので、3Cデザートかピクセルデザートの戦闘服は用意しておいて頂けたらと思います。
戦闘内外はキチンと区分け出来たほうが、リエナクトの再現率も上がりますのでご理解頂けると有り難いです。
ほか、ケミカルジャケット・パンツについてはウッドランド迷彩の「後期型」になります。
見分けとしましては、
ジャケット側⇒フードが付いている(付いていないものは旧型です)
パンツ側⇒サスペンダーが付属している(付いていないものは旧型です)
これらを参考にしていただければ直ぐに解ります。
他、旧型のケミカルジャケット・パンツは裏地から活性炭素が付着してしまう素材になっています。
裏地を指でこすった時、指が真っ黒になってしまった場合も「旧型」と判断する良い材料になるかと思います。
ケミカルジャケットを梱包しているパウチも「C」と書いていれば「旧型」が入っています。
(後期型は「W」と表記されています)
ケミカルジャケット・パンツもそんなに多く出回っているものでもありませんので、出撃時の着用の有無、携行の有無については、個人の自由な判断に任せる形を取らせていただきます。
ただし、着用の是非は同じ分隊・ファイアチーム等で揃える事を推奨します。
基本的にはケミカルウェアは化学攻撃の有無やその脅威度に応じて、当該指揮官が着用の指示を出すものなので、兵士一人ひとりが勝手に着たり着なかったりする事は無いと思われますので・・・
その辺りも想像して再現していくと、中々コアな感じにアガっていくと思います。
とりあえず今回はこの辺で・・・
今後もまた情報更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは。
次回のHR2.0における海兵隊一般部隊の統制事項として、これから色々ここで書き記していきますが、年代設定が2003年~2004年という事なので、少し幅を持たせて決めて行きます。
この記事の後に続く装備もそうなのですが、この2年間は海兵隊にとっても非常に変化の大きい年ですので、決定版と呼べる格好が無いのです・・・
ある意味、現用海兵隊装備コレクターとしても、情報収集が一番難しい時期ではないでしょうか。
まずは、服装から。
こちらはご存知、3カラーデザート迷彩戦闘服ですね。
通称「コーヒーステイン」等とも呼ばれています。
1991年にアメリカがクゥエートで戦った時に使用された6カラーデザート迷彩戦闘服、通称「チョコチップ」とは違う物です。
元々アメリカの砂漠迷彩は、アリゾナ州などの岩石砂漠などから割り出したパターンを採用していた様子ですが、湾岸戦争時に中東の砂漠には色合いが合わない事が指摘され、その後開発・採用されたパターンです。
陸軍の使用している物と同じものなので、差別化を図る為でしょうか、胸にアイロンプリントのグローバルアンカーがプリントされています。
アイロンプリント用の用紙は、ヤフオク等でも手に入りますので、これを再現する方は探してみてはいかがでしょうか。
ギャリソンカバー(八角帽)も、グローバルアンカーのプリントされている物が使用されています。
しかしながら、現状これは入手しづらいアイテムの一つとなっており、レプリカ品を購入したとしても、このグローバルアンカーがプリントされていなかったりします。
胸にプリントするアイロンプリントを帽子にかけて、せめてもの再現をする位しか出来無そうですが、大きさと形が同じだか正直私にも解りません・・・
この辺は再現できなくても仕方ないかもしれませんね。
ブーニーハットについても同様です。
どの道、帽子については原則作戦外(基地内)のみの着用等になるので、あまり無理しなくてもいいかもしれません。
ただし、ヘルメットカバーと戦闘服の柄が違う事はこの時期よく見られましたが、戦闘服と帽子があべこべになっている事は見られなかったと思います。
着用の際は、揃えて着用した方がカッコ良いと思います。
が、何か新資料等が有れば教えていただけると嬉しいです(帽子・服アベコベの画像など)
そしてもう一つがご存知、
MCCUU。ピクセルパターン迷彩の戦闘服です。
こちらの迷彩服は2002年から海兵隊は採用しておりましたが、派兵が決まった2003年にはまだ更新していない部隊も多かった様子です。
2004年に入る前後辺りから徐々にこちらのパターンが普及して来たと思われます。
こちらは陸軍は採用しておらず、海兵隊独自のパターンとなっています。
胸にも最初から刺繍でグローバルアンカーが描かれており、アイロンプリントで加工する必要が無いのが嬉しいですね。
ギャリソンカバー(八角帽)も額にグローバルアンカーが刺繍されており、特に加工は要らないですね。
ブーニーハットも同じです。
ですが、海兵隊に随行する衛生兵は海軍所属なので、この帽子についてはグローバルアンカーを省略した帽子を被っていたりします。
中々奥が深いですね。
次回のハートロック2.0については上記戦闘服は、
・3Cデザート
・ピクセル(デザートのみ)
この2パターンに決定させてもらいます。
そして、装備更新の過渡期感を表現するためどちらのパターンの迷彩服を着用するかは、参加される皆さん個人毎にお任せいたします。
ただし、分隊を編成する際に極力同じ柄の迷彩服を着た同士で固まってもらう予定なので
「親しい仲間同士同じ分隊に入りたい!」
という希望があれば、極力申し合わせて着てくれるとこちらとしてもやりやすいです。
荷物に余裕が有る方ならば両方携行していただいた方が、色々捗るかもしれませんね。
イラク戦争初期の、どの段階の再現をするか良く想像して、服は選んでもらえるといいと思います。
どちらのパターンの迷彩を着たとしても一点だけ推奨したい件としましては、戦闘服の下に着るTシャツは、
OD色無地のシャツがオススメです。
官給品ならなお良しですが、別にユニクロやしまむら等に売っている物でも十分です。
他、ピクセル迷彩を選んだ方にお願いなのですが、
コンバットシャツはこの時代にまだ存在していないので、間違って着てこないようにご注意ください。
どうしても年代縛りがあると、オーパーツ的な罠が有りますからね・・・
服装について、もう一つ大切なのがこちら。
ケミカルジャケットとパンツですね。
これはそもそもイラク戦争の理由が「大量破壊兵器(毒ガス兵器含む)の捜索・破壊」が主目的の一つだったので、着用する例は多く見られました。
これも出撃時に戦闘服の上から着用することも、個人の自由とします。
変な話、これを着用すると下の戦闘服は見えなくなるので、最初から戦闘服を着ずにこれだけ着て戦うのも大いにアリだと思います(笑)
ただし、開会式等には戦闘服で集合していただく予定なので、3Cデザートかピクセルデザートの戦闘服は用意しておいて頂けたらと思います。
戦闘内外はキチンと区分け出来たほうが、リエナクトの再現率も上がりますのでご理解頂けると有り難いです。
ほか、ケミカルジャケット・パンツについてはウッドランド迷彩の「後期型」になります。
見分けとしましては、
ジャケット側⇒フードが付いている(付いていないものは旧型です)
パンツ側⇒サスペンダーが付属している(付いていないものは旧型です)
これらを参考にしていただければ直ぐに解ります。
他、旧型のケミカルジャケット・パンツは裏地から活性炭素が付着してしまう素材になっています。
裏地を指でこすった時、指が真っ黒になってしまった場合も「旧型」と判断する良い材料になるかと思います。
ケミカルジャケットを梱包しているパウチも「C」と書いていれば「旧型」が入っています。
(後期型は「W」と表記されています)
ケミカルジャケット・パンツもそんなに多く出回っているものでもありませんので、出撃時の着用の有無、携行の有無については、個人の自由な判断に任せる形を取らせていただきます。
ただし、着用の是非は同じ分隊・ファイアチーム等で揃える事を推奨します。
基本的にはケミカルウェアは化学攻撃の有無やその脅威度に応じて、当該指揮官が着用の指示を出すものなので、兵士一人ひとりが勝手に着たり着なかったりする事は無いと思われますので・・・
その辺りも想像して再現していくと、中々コアな感じにアガっていくと思います。
とりあえず今回はこの辺で・・・
今後もまた情報更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは。
Posted by KAK at 23:44│Comments(0)