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Posted by ミリタリーブログ at

2016年08月02日

武器について(マークスマン・スナイパーライフル セミオート編)

皆さんこんばんは。


今回についてはマークスマンライフル、スナイパーライフル等について書いていきたいと思います。

分隊上級射手としてのマークスマン、偵察および情報収集、必要があれば狙撃任務を行うスカウトスナイパーと、それぞれ役割や運用が違いますが、今回は装備している銃について書いて行きます。


バリエーションとしては結構あり、

・M14系
・M16系
・SR25系
・M82

こんな感じになるのではないでしょうか。
アサルトライフル・カービンやマシンガンと違い、割と再現する時代によってはっきりと銃が変わっていくのも特徴ですね。


・M14系

M14DMR


主戦場が遮蔽物の少ない中東に移行した際、22口径のライフルでは射程が足りないという所で、モスボールされていたM14を引っ張り出して運用され、ストックの改良を受けたモデル。
今回のハートロックでは2010年以降という設定なので、いささか使用するには考証が厳しいモデルですが、M14の原型を色濃く残しているこのモデルには「現代を闘う老兵」としての色気があると勝手に思っています。
G&Pから一時期コンバージョンキットで出ていたモデルで少し前は品薄でしたが、最近では中華製品が出ている様子で入手は比較的容易ではあります。

気軽ににマークスマン装備をやりたい、もしくはM14が死ぬほど好きな方には良いのではないでしょうか。


M39EMR


M14DMRの後継機種としてストックユニットがチタン製のフレームで各種アタッチメントに対応出来る様にした物。
バレルもフレームの構造上フリーフロートバレルとなり、射撃姿勢やフレームに対する負荷が干渉しない様になっています。
陸軍で言うM14EBRの海兵隊バージョンと言えば解りやすいモデルだと思います。

これについては2011年頃までの使用が確認されており、M14系の最終モデルとして堂々と使うことが出来そうです。
塗装されている事も多いですが純正のシルバーフレームのまま使用されている事も多く、秘匿性を良しとする兵士においてはかなり異端に映る得物でもあります。
ですが、個人的には死ぬほど好きな武器の一つです。

M14として「老兵」の風格を持ちつつも原型を留めぬほどモダナイズされた、SF映画に出てきそうな程のメカメカしいフレーム。
そのアンバランスな共存がたまらない逸品かと・・・

すいません。
M14が好きなんです。

市販品として手に入るのがG&P製のコンバージョンキットでしたが、現在ではほとんど見ることが出来ません。
中華製としてよく見かけるA&K製のものは「Mod.1」と言われるバージョンであり、「Mod.0」がベースの本モデルとは違います。
※外観上解り易いのがM4のスライドストックを装着しているのが「Mod.1」です。

部品およびコンバージョンキットの入手の難しさから今となっては再現の難しいモデルですが、このモデルに拘りの有る方は挑戦しても良いのではないでしょうか。


・M16系

SAM-R


M16系のマークスマンライフルとしては、海兵隊は本モデルが今のところ唯一だと思います。
最近の画像ではあまり見かけなくなったので2010年以降の実運用状況については不明点もありますが、こちらも選択肢の一つに入れても良いのではないでしょうか。

M16A4とパッと見はあまり変化が無いように見えますが、バレル周りのレール、バレルそのもの、フロントサイトやグリップ、ストックに至るまで良く見ると全然違う部品で構成されています。
陸軍のM16系マークスマンライフルであるSPRに似ていますが、細部が違うので再現される方はよく観察して頂ければと思います。
SPRについてはA&Kからファクトリーメイドとして製造されていますが、本モデルは無いので、それをベースに寄せていくのが近道と思われます。


・SR-25系

Mk.11 Mod.1


M39EMRの後継として採用された、SR-25の軍用モデル。
スカウトスナイパーのセミオートライフルとしては、現用としてマストアイテムなのではないでしょうか。
一時期G&Pから陸軍採用のM110用コンバージョンキットが出ていましたが、最近ではあまり見かけません。
ですがARESからファクトリーメイドとして発売されているモデルなので、金銭的に余裕があれば再現は容易なモデルと思われます。

どちらかと言えばスコープが手に入りづらいため、完全再現を目指すにはハードルが高い一つだと思いますが・・・
とはいえ最新モデルとして憧れる逸品です。


Mk.11 Mod.0


Mk.11 Mod.1の初期モデルですね。
試験投入の意味合いも強かったのか数そのものはあまり無さそうですが、画像資料としては確かに使われていた形跡が有ります。
基本設計の旧いM14では色々限界があるのと、イラク等の市街地を含めた戦闘ではボルトアクションライフルの射撃速度の遅さを補う意味で投入されたのが理由だそうです。

これについてはA&Kからファクトリーメイドの物が比較的手に入り安い上、スコープもリューポルドのM3とレプリカが入手しやすい物だったりします。
最新および普及率といった観点からは多少厳しい部分もありますが、選択肢の一つとしては有りだと思います。


・M82
M82


セミオートのスナイパーライフルとして、やはりこれも外せないでしょう。
「バレット」の名前が通りやすいものではないでしょうか。
ファクトリーメイドとしてはM82A1として中華製の各社から出ているので、細かいディテールは抜きに入手は比較的容易と思われます。

ただ、これを担いでハートロックの数時間を戦い抜くのはそれなりの体力と根性が必要になると思われます・・・
が、チャレンジしたいスナイパー属性の方は選択肢として考えても良いのではないでしょうか。


もう8月に入りましたね。
早めに書き始めたつもりが、中々書きたいことが多くて書ききれません。
次回はボルトアクションライフルについて書いていきたいと思います。


今日はこの辺で・・・  

Posted by KAK at 21:57Comments(0)